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電車男が本に

電車男が本になるらしい(しかもまだ予約段階で、売り上げランキングベスト10に入ってるし、10/18現在)。

いや、確かに面白かったけどね。でもあれはネットで見るからいい、というのもあるんだけどねぇ。活字にして読んで面白いんだろうか・・・

この話の面白さは、いうまでもなく電車男と他の2ちゃんねらーたちとのかけあいだが、もうひとつ忘れてはならないのは「編集者」の存在だ。それぞれの発言の番号をみればわかるが、電車男のサイトでは、ストーリーに関係ない他の話題やぬるぽな書き込みは排除されている。

また、必要な箇所には注釈的な解説があったり、ポイントとなる発言は太字や赤字になってたり、編集者によって手が加えられている。そのためストーリがとてもわかりやすくなっていて、それが2ちゃんねらーだけでなく週刊誌などにも紹介されるほど広まった要因になったのは間違いない。

おそらく2ちゃんねるの元スレッドだけだったら、途中にある関係ない書き込みで話の腰が折られるのについていけない人も多く、ここまで話題にはならなかったはずだ(そこが「2ちゃんねる」の面白いところでもあるが)。

2ちゃんねるとか、Blogとか、ネット社会では「ちょっと面白い話」にはことかかないのだが、それは単発でぽつぽつと存在し、まとまっていない。ためになる話とまったく役にたたない話、面白い話と面白くない話、まじめな話とぬるぽが混ざり合ってごった煮なっていることそのものが、インターネットの面白さでもあるが、しかしそれでは「多くの人」が面白いと思うまでには至らないだろう。

その意味で、これからは「作家」「脚本家」よりも、ネット掲示板やBlogに転がっている「ちょっと面白い話」を、既存の小説やテレビドラマのようにうまくつなぎ合わせて、ネット利用者以外にもわかりやすい形にして提供する「編集者」が注目される時代なのかもしれない。

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