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iPod Shuffleは携帯音楽プレイヤーではない

さて、iPod Shuffleを買おうかどうしようかと思って、結局私はやめようと思ったわけだが、せっかくだから紹介しておきますか。


iPod Shuffleは、いわずと知れた2004年のヒット商品、iPodの後継姉妹品なわけだが、大きな違いは記憶媒体がHDではなく「フラッシュメモリー」であること、そのため容量が512Mまたは1Gと、iPod Miniと比べてもかなり少ない。512Mのモデルで約120曲だ。

で、iPod Shuffleのスペックからみた、ざくっとした印象は極東ブログ「Mac MiniとiPod Shuffle」に書かれてあるとおりで大筋間違いないと思われる。

だから、iPodはその本体の価格帯というより、CDの価格帯とその保有の問題になる。200枚を越えるCDを実際に聞き回わすテクノロジー(そのためにカネを叩かせる)としては、iPodはまさに画期的な製品だった。実際に使ってみて思うのだが、耳に白いイヤホン突っ込む以外に、オーディオ装置に接続して半日聞いているということも多い。カーオーディオのニーズも高いというのも頷ける。
<中略>
 でも、私などは、ラフマニノフと宇多田ヒカルがシャッフルされても困るし、そう音楽ばかり聴いているのも疲れるので、iPod Shuffleの魅力は感じない。

実は私はボーダフォンの携帯電話にminiSDカードを突っ込んで、音楽を聴いている。miniSDのメモリは256Mだから、iPod Shuffleのちょうど半分だ。

で、その経験でいうと、私にとって60曲とか120曲とかいう曲数は、実はビミョーな曲数だ。自分が好きな曲はひととおり入るのだが、70枚程度ある私のCDの曲が全て入るわけではない。

自分の聞きたい曲が聞ければそれで結構、というのは間違った考え方ではないが、その聞き方は今までの、好きなCDを取り出してきてCDプレイヤーで聞く、あるいはMDで「マイベスト02」とか作ってMDウォークマンで聞くのと大して変わらない。

iPodは、10Gとか40Gとか、圧倒的な容量を搭載し、自分のコレクションのCD+これから所有するであろうCD(そしてぶっちゃけた話レンタルCDや友達から借りたCDなど)をすべてひとつのハードにまとめて、家でも電車でも車でも気軽に持ち歩けるという商品だった。音楽生活を根本から変えるかもしれない、大げさに言うなら「革命的」商品だった。

iPod Shuffleにはそこまでの力はない。音楽的には、これまでのMDウォークマンと同等以上の役割は果たせる。が、音楽生活を革命的に変えるほどの商品ではない。

・・・それでもこの品の前評判が高いのは、もはやiPod ShuffleのライバルはMDウォークマンではなく、ネックレス、指輪のようなアクセサリー類だからだと思われる。

「スタイリッシュな携帯音楽プレイヤー」ではなく、「携帯音楽プレイヤー付アクセサリー」なのだということ。そしてこれは何も、iPod Shuffleに限ったことではなく、他の携帯音楽プレイヤー(特にフラッシュメモリー仕様のもの)ならほぼ全てにいえることだが。ただし、フラッシュメモリがある程度値段が下がってきて、なおかつ「iPod」という名前のブランドが浸透してきたこのタイミングで出してきたAppleの戦略は、SONYに比べて「うまい」といわざるを得ない。

512Mで1万円ちょっと。ちょうど「ちょっといい男物のネックレス」が買える値段でもある。また男は、女性と違って「実用性がまったくないアクセサリー」を買うことに抵抗が大きい人も多いが、そんな人もiPod Shuffleなら買える。なんせ表向きは「音楽プレイヤー」で、売っている場所は家電売り場の一角なのだから。

私も、今の携帯電話の音楽プレイヤーがなければ、間違いなく買っていただろう。

>>iPod shuffle



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