livedoorが結局したいことって
うーむ、livedoorの例の「ニッポン放送株式大量保有」の件、いろいろサイトまわったりほりえもんのブログ見たりしたわけだが、はっきり「これが狙いだ」ってなものはさっぱりわからんな。
ま、livedoorが結局したいことっていうのは実は「ない」ってのが正解か。そこに株があったから買った、と。
livedoorの核となっているのは「インターネット」で、これは間違いないのだが、じゃあそれを核としてこれまでどんな事業を起こしたりしてきたか、というと、アダルトからプロ野球まで(これは失敗に終わったが)さまざまなわけで。結局「ネットが少しでもからむ可能性のあるもの」はなんでもやる、そのうち幾つかでも当たればいい、当たんなくてもlivedoorがポータルサイトとして生きていくための「賑やかし」にはなる、って感じだったので。ニッポン放送株取得も、その規模はでかいが、結局はその延長線上ってとこか。
ただし、ほりえもんは私より少し年が上だが、この世代はみな「テレビにはもう額面どおりの価値はない」ことは知っているはずだ。なので「フジテレビに宣戦布告か」とか「先細りのラジオ放送ではなく、その先のフジテレビに狙いがあるのでは」みたいな読み筋には首をかしげる。
つーか「ラジオ」が先細り?ばかげてる。5年、10年のスパンでみたら、これからはテレビよりラジオの方が明るいだろ。10年-20年スパンでみたら別かもしれんが。
P2P無料IP電話「skype」は、いろいろ手がけているlivedoorの事業のひとつだが、こいつをきっちり抑えているところにも、ほりえもんの凄さを感じるが、俺的には。スカイプは現時点ではPCを起動させなきゃ使えねぇが、今後間違いなくPCレス、すなわち携帯電話かPHSに搭載されるはずだ。そして現時点でAirHがやっているように、料金固定でネット接続が可能であるなら、すなわち「固定料金で電話、ネット、ネットラジオが閲覧視聴可能」ってことになる。
もちろん原理的には定額で映像配信も可能だろうが、その場合転送容量が間に合うのかって話が出てくるし、そもそもテレビをずっと観ながら電車に乗ったり車運転したりしねぇだろう。が、ラジオならそれができうる。しかも既存のAMやFMと違って、うまくやれば「好きな時間に、好きな番組をダウンロードあるいはストリーミングで聴ける、しかも定額で」って話になる。
「これだけが狙い」ってわけでもあるまい。そのためには、スカイプ対応PHSを京セラかどっかが作らなきゃ始まらないわけで。おそらくそんなアイデアをいくつか持っていて、「フジテレビに拒否されても、それならそれで別の利益を取る」ってことだろう。いや、よく知んないけど。