本を書いて講演して、印税もらって何が悪い?
「学校は義家に何もいえなくなってしまっている」「北星余市は義家におんぶにだっこだ」「義家は学校を休んで講演ばかりして金儲けをしている」などといった事実とはまったく反する声が去年の秋ぐらいから一部の寮やPTAのOBたちからあがるようになった。そして,子どもを遠くから見守っている親たちは,そんな声に敏感に反応した。同時に教師集団の中からも「講演会や執筆活動は全てやめろ。そうでなければ教師集団の一人としてはやっていけない」「相当額の印税が義家の元に入っているはず。それは副業だ!」などの厳しい意見が出されるようになった。聞きながら…泣きそうになった。母校存続のために全てを犠牲にして行ってきたことは,危機が回避された途端,負の感情となって私に降りかかってきた。
この先生が「完璧に何の間違いもない」先生だとは私も思わないし、そんな人はいないだろうから、学校の生徒や親にとって教師に物足りない部分があったのなら、どんどんいえばいいと思うが、「相当額の印税が義家の元に入っているはず。それは副業だ!」って、本質的に批判の方向がおかしいだろ。全然教師とは違う分野の講演や出版ではなく、まったく仕事と関連している「副業」なんだから。その副業を通じて得られた経験、知識、交流が必ずあるはずだし、「そういった副業で得たものをもっとわが学校にも還元して欲しい」っていえばいい話だし。
つーか、間違いなくこの先生なら、意識的にも無意識的にも、そんなことは言われなくてもしていたはずだ。
それとも何か、本を書いて、講演して、印税もらって、カネをもらってることが悪いのか?
妬み以外の何物でもない。カネのためにこの先生が講演したりテレビ出たりしてるとはとても思えんし、よしんばそうだとして、それの何が悪い。教師はカネを稼いだらいけないのか?
はっきりいえるのは、少なくとも高校生にとっては、教師という仕事でしか稼げない人間より、教師以外でも稼げる人間に教えてもらう方が、断然得るものが多いはずだ。
外の世界をまったく知らない、接点のない教師は、結局その学校でしか通用しないような「校則」を叩き込むようなことしか生徒に教えられない。一昔前ならともかく、今はそれでは、高校卒業した後の社会で通用しないと思うが。
最後に、ヤンキー先生、志半ばで退職するのは残念でしょうが、この状況を跳ね返すためにも、もっともっと「パワー」(発言力、地位、お金)を手に入れて、どこかの学校の校長になれるように、あるいは自分で学校作っちゃうぐらいになれるよう、がんばって欲しいです。今はとりあえず、お疲れ様でしたといっておきます。