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「真夜中の弥次さん喜多さん」を見た【映画】

JRの脱線事故のせいで書くのが遅れてしまったが、映画「真夜中の弥次さん喜多さん」を見た。

原作モノらしいが、原作は一切見たことがないし、作者にも興味はない、興味があったのはもちろん、われらがクドカンこと宮藤官九郎脚本ってことだ。つーか、今回クドカンが監督までやってるのか。ま、正直、監督は誰でも良かった、堤幸彦なら、さらに良かったかもしれんが。

はっきりいって、みんなにオススメできる良作映画だとは見る前も思ってなかったし、見た後も同じ感想だ。俺は大いに「ぶっはっ」っと声を出して笑ったが、俺以外の長瀬ファンらしき若い女性たちは、途中からついていけなくなってたっぽい。まあ、そりゃそうだ。この映画、というよりクドカン脚本のほとんどは、30前後の男が一番笑えるようにできてるわけでして。

一応、江戸から伊勢へ向かう「ロードムービー」っぽい仕立てになっているのだが、あくまでそれは表面上のハナシで、はっきりいってはちゃめちゃな展開。江戸時代の癖にいきなりバイクに乗って、あっというまに伊勢に着いちゃう。んで振り出しに戻って、今度は小田急に乗っちゃう・・・って、こんなあらすじ書いても、意味わからんだろうなぁw

前半はわかりやすいギャグの連発なのでまだましなのだが、後半は幾分シリアスな展開になる(シリアスといっても、その中に小ネタはたくさんあるのだが)。特にそのシリアスな展開部分から、ついていけなくなった人が多いようだ。一応、かなり雑に解説しておくと、「男と男」「男と女」「あの世とこの世」、そして「夢とリアル(現実)」のはざまで揺れ動く「弥次さん喜多さん」、ってハナシだ。その前フリとして、前半から何度も「てんでリアルじゃねぇ」とか、「リアル」って言葉が出てきてたように思う(なんか見てから時間がたってしまって、うろ覚えだが)。

私的には、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を思い出した。

「うち、夢を見たっちゃ。・・・お父さまやお母さまや、テンちゃんやダーリンが・・・」
「ラム、それは夢だよ、・・・それは夢だ」

それの実写版って感じか。夢とは何か、リアルとは何か、そして「生きる」とは何なのか。って、そんなタイソーに深く考えんのがめんどくさければ、笑えるところだけ笑っとけばいいと思いますが、「真夜中の弥次さん喜多さん」も「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」も。

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