クレジットカード情報流出、楽天で
ついに大手ネット通販サイトから、「クレジットカードを含む」個人情報が流出した。わかっているだけで、少なくとも123件のクレジットカード情報が流出しているそうだ。
楽天は7月23日、楽天市場に出店している店舗の一部取引に係る個人情報が流出したと発表した。マスコミから「楽天市場の店舗での取引に係る個人情報が流出しているという情報があるが、真実か」との問い合わせが楽天にあり、このマスコミの持っていた流出情報を照合したところ店舗の情報と合致したため、流出の事実が判明した。
今のところ、楽天全体でクレジットカード情報が漏れたわけではなく、ある1店舗からのみの流出のようだが、しかしこれで、「楽天みたいな有名どころは大丈夫」っていうブランド志向が、まったくあてにならないことが証明されてしまった形だ。
まあ、クレジットカードの場合は、たいていの場合「保険」が効くし、ましてこの場合まったくお客側に落ち度がないわけだから、問題ないといえば問題ないが、いきなり身に覚えのない請求がきていたりする可能性を考えると、やっぱり気味が悪い。
実は私は、前職でネット通販も一部担当していた。そのとき、クレジットカード決済導入を企画し、いろいろ調べた経験がある。で、結局当時は、結論として導入したのは宅配会社のクレジットカード決済代行サービスだった。
いろいろ調べたが、結局これにした理由は簡単、「自社でクレジットカード情報を取り扱わなくていい」、この1点に尽きる。
「個人情報」なんていうとすごい厳重に扱われているようなイメージがあるが、たいていの場合、実質はただのパソコンのデジタルデータに過ぎない。エクセルか、CSV形式か、テキストデータか、ファイルメーカーかはともかく、パソコンが触れれば誰でも閲覧できたりしてしまうものだ。そんな簡単に閲覧でき、紙と違って5秒もあればUSBメモリーに全部コピーできてしまい、しかも盗まれると1つの情報で何百万円という損失を与えてしまうような重大なものを「自社で責任をもって管理する」なんて、中規模企業はかなり難しい。というか、私的には「無理だ」といいきってもいいぐらいだ。
いや、逆にいわゆる個人商店のような、ごく小規模な店なら、むしろ可能かもしれない。情報はDVDーRWやUSBメモリなど外部装置にして、店主がパスワードでしっかり管理していれば大丈夫かもしれない。
が、中規模な店だと、いろんな人が出入りしてるし、発送や決済業務などもいろんな人が担当してるだろうし、またその担当も変わる。情報漏洩ってのは、何も外部から侵入されてとは限らない。担当者が退職の際、情報を盗んで辞めていくことだって有り得る。
大企業ならその点、しっかりセキュリティシステムを構築するだけのお金があるかもしれないが、ギリギリの利益でやっている中規模の店にそれを要求するのは酷だというものだ。
結局、結論はないわけで。ま、ちゃんとレシートや決済完了のメールは保管しておいて、必ず月に一度は、過剰請求がないか確かめるくらいしか防ぎようがない。クレジットカードは危ないから、現金なら大丈夫かといえば、銀行キャッシュカードだってスキミングされるわけだし、危険を言い出したらキリがないし。
コメント
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投稿者: bata99 2008年04月09日 19:30