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米Google、オフライン広告に進出の雑感

まあ、アメリカの話だし、日本ではまだどうせ先の話だしっていう楽観的な見方もあるが、どうでしょう。私はあまり否定的な意見だけをいってしまいたくはないのだが、このニュースはどうみても中小の広告制作会社や代理店は死活問題だと思うんだが。

Google、オフライン広告に進出

まあ、社会の形態がどんなに変わろうと、経済市場がある限り「広告」そのものがなくなる事はないとは思う。問題はそれを「誰が」「何の会社が」行うか、というだけの話だ。なので、クールに考えられるなら、極端なハナシ今の私の会社が潰れようが知った事じゃない。今の会社が潰れても、GogleADSや、他の会社に拾ってもらえるように、日々仕事をしていればいいだけの話だ。会社の業態に対するこだわりも、私の場合は特にないし。

一流のデザイナーならともかく、「職人」レベルの(フツーの)デザイン関係者は、今、間違いなく「素人」に仕事を取られて給料のパイが減らされている。ちょっとした印刷物は、もう制作会社に頼まなくても、アクロバットで自分で作ってしまってるし、PDFにして印刷会社に直接渡せてしまう。あるいは、カラーレーザープリンターで自分の会社で印刷すれば、印刷会社すら不要になる。

これは何もDTPだけのハナシではない。WEBでも、何でもそうだ。そしてこの(=今まで職人がやっていたことを、パソコンやネットを駆使して「素人」が簡単にやるという)流れは、いわゆる2007年問題で50代の人間が大量に辞め、逆に小学生の時からパソコンが家にある世代が会社に入ってくるこれからの5年間で、加速することはあっても流れが止まることはまずないと思う。

そしてとどめにGoogleの出番ですよ。いや、まだテスト段階だし、アメリカのハナシだし、実際どんなビジネスモデルになっているのか、それで本当に収益を上げていけるのかはまだ未知数だが、「広告制作会社」「広告代理店」の立場から見たら、苦しい材料だと悲観してしまう。

要するに「素人」とか「ネット検索サービス」とか、これまで制作会社のライバルでなかった会社がどんどん広告のパイを奪っていく。もはや広告は広告代理店に頼むものでも、広告制作会社が作るものでもなくなる、といったら言い過ぎだろうか。

もっとも、広告を一般企業が自分で作るにしても、GoogleADSが作るにしても、「誰か人間が」「何らかの作業」をしていることにかわりはない。ので、あまり「絶対広告業界で働きたい」なんていうこだわりのない私自身のことは、そんなに悲観してないのだが。ただ、今の会社のことを思うとちょっと心配。って、会社の心配するより自分の心配しろって上司にはいわれそうだから、今日はこの位で。