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「ハレ晴レユカイ」2位止まり、大量生産社会の限界か

「ハレ晴レユカイ」が一部店舗で再入荷が進み、20位以下圏外に落ちていたオリコンデイリーランキングから、13日付でいきなり2位にランクインしてきた。ただし、1位は例によってオレンジレンジwww

「涼宮ハルヒの憂鬱」ファンよりオレンジレンジファンの方が多かった、といえばそういうことだろう。が、ブログや2ちゃんねる等を検索してみる限り、買いたくても買えなかった層が相当数いると思われ、潜在的な購買意欲はオレンジレンジとそれほど差がなかったんじゃないかと思う。

ハレ晴レユカイ 「売れすぎて無くなりました・・・まさかここまでとは・・・」

アニメ涼宮ハルヒの憂鬱ED曲ハレ晴レユカイ【AA】の発売日を迎えた5月10日、アキバのショップでは夕方くらいまでに『ハレ晴レユカイ』が完売していたことろがほとんどだった感じ。ゲーマーズ本店には『売り切れちゃいました!本当にゴメンナサイ(泣) いっぱいとったんだけなぁ…ホントーにいっぱいとったんですよ』と、『売れすぎて無くなりました・・・ゴメンサナイ まさかここまでは・・・』のお詫びなどがあった。

それなのにオリコンチャートで差がついてしまうのは、それだけCDショップ等に入荷されていなかったことが大きいと思う。売る側の準備が整っていなかったということだ。

「だから、オレンジレンジよりハレ晴レユカイの方が上だ」とか、そういうことが言いたいわけではない。念のため。

私たちは、「大量生産大量消費」社会に住んでいる。21世紀は、昭和の時代のように「みんなが紅白歌合戦を見て、みんないっしょに洗濯機や冷蔵庫を買いそろえる」みたいな極端なことはなくなったが、それでも、メーカーがあらかじめ大量にモノを生産し、あらかじめプロモーションし、販売店側もその企業のプロモーションの物量を見て店頭のいい場所にその商品を用意する、という実体はあまり変わっていない。

ところがこの仕組みだと、消費者の側が「これ面白そう」「これ買いたい」って急に思っても、メーカー側も販売店側も準備ができていない。従来の意味での大量生産大量消費っていうのは、結局、メーカー側があらかじめ企画し生産しておかなければ成立しない。非常に極端なことをいえば、消費者側が欲しいかどうかよりメーカー側、あるいは販売店側が何を売りたいかが優先される。

もちろん、状況は少しずつ変化している。昔のレコードに比べて、今のCDは販売店が注文して再入荷するまでの期間も短くなっているだろう。アマゾンでは1週間近く1位を死守しているのも、必然。あるいは(「ハレ晴レユカイ」はないが)iTuneなどの音楽ダウンロードサービスだと、CDをプレスし販売店に配送するタイムラグがゼロだから、こういう突発的な消費者側のニーズにも対応できるだろう。

結局、「ハレ晴レユカイをオリコンチャート1位にするぞ」運動の本質というのは、そういう既存の大量生産社会に対する、消費者側の「ささやかな抵抗」なのだといえる。既存のメーカーあるいはCD販売店が、こういった消費者側の主張に即座に反応し、迅速にCDを店頭に供給できるような体制になったとき、はじめて「オリコンチャート1位にアニメソング」が成立するのだろう。

いや、このいわば「CD 2.0」販売体制にバージョンアップできなければ、レコード店はYoutubeとiTuneに潰されることになるのかもしれない。



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