藤田さんが「メンバーが足りません」といっている件について
まあ、私はエンジニアでないので傍観していたのだが、何だか予想以上に面白いというか、広がった展開になっているみたい。例の藤田さんの業務連絡だ。
できれば業務連絡2とか1とかから見れば、なおハナシがわかりやすいが。
要するに、アメーバ事業部に「20名の技術者の採用する」「マッサージを入れます。」とかの発言が物議を醸しているようだ。「プログラマーなんて頭数じゃねぇよ」みたいな感じで。コメント欄とかトラックバックも、やや荒れ気味である。
比較的に冷静な言及をしているのを探してみると、まあ結局はこのエントリーかな。
naoyaグループ - naoyaの日記 - 藤田さんの技術者採用の話
ソフトウェア開発プロジェクトにおいては人を増やすのは問題を解決しないどころか、それをより悪化させる要因ですみたいな話があります。これはプログラマやってる人ならほぼ 100%、現場感覚として理解している話。「その2」の記事を読むに藤田さんは開発の人間ではないけどそういう現場感覚はあるんでしょう。が、"人が足りないからスピードが出ないので20人雇います!" という風にしか読めない記事をそこでぶちあげてしまうと、みんなそういう風には多分見てくれなさそう。その結果物議を醸してる、ということなのかなと思った。
そもそも、プロジェクトがうまくいっていない、ということは藤田氏自身が告白していることで、正直、何故にITエンジニアの間で物議を醸し出しているのかよくわからん。当事者になると、足下が見えなくなるんだろうか。
たとえば、人事経験者を募集している会社に応募したとして、その会社での面接プロセスや、内定後の担当者の対応(福利厚生やその他提出書類の手順説明など)がスムーズでなかったとして、それを批判してどうなるというのだろう。人事業務に長けた人がいない、配慮が足りないことを自覚しているからこそ、「人事担当を募集」しているのではなかろうか。
あるいは、WEBデザイナーを募集していたとして、その会社のホームページを見たら非常にダサく、検索エンジンにも引っかからないような作りになっていたとして、それを批判してどうなるというのだ。今現在ホームページを制作できる体制でない、だからこそ、WEBデザイナーを募集しているのではないのだろうか。
藤田氏とて同じであるわけで。プロジェクトがうまくいっていない、現状メンバーでは駄目だからこそ、エンジニアを募集しているわけだ。その会社の技術者に対する考え方、マネージメントの仕方が万事うまくいっている会社なら、エンジニア募集などする必要などないわけで。エンジニアは頭数を揃えればいいという問題ではない?だったら、面接に行ってそう主張すればいいだろう。頭数揃えるのではなく、こうこうすればいい、私ならそういったマネージメントもできると主張すればいいんじゃね?
その主張が通れば、採用されるだろうし、その主張が通らず、かつ、「エンジニアは頭数を揃えればいいという問題ではない」ということが正しければ、相変わらずサイバーエージェントは伸び悩む。それだけのハナシだと思うんだが。