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日本-オーストラリア戦、1-3という現実

後半の正味6-7分間に3失点。自虐的にいえば、これが日本代表の現実か。引き分けで十分なのに、欲を出しすぎたのが敗因だろう。なんと言うか、技術とか体力とかそういうことももちろんあるんだろうが、それよりも勝負弱さ、試合を読む力の無さ、冷静に試合を運ぶ洞察力の無さが目立ってしまった。

スポーツナビ | ニュース | 日本、痛い逆転負け=残り6分から3失点〔W杯本記〕

日本は序盤の劣勢を川口(磐田)の落ち着いた守備などで切り抜け、前半26分、中村(セルティック)が右サイドから送った高いボールがそのままゴールインする幸運な得点で先制。しかし、耐えていた守備陣が後半39分からケーヒル、アロイジの交代出場選手に立て続けに3点を奪われた。柳沢(鹿島)、高原(ハンブルガーSV)らが何度かあった絶好の加点機を逸したのも響いた。

いろいろ試合のポイントはあったと思うんだが、問題は1-1となった後だろう。

相手GK(と審判のwww)のミスで1点をもらい、こっちのGK川口のミスで1点を失った。この時点で「おあいこ」になっただけで、そのまま引き分けに持ち込めば勝ち点1をゲットできたわけだ。もともと高さのない日本代表なんだし、セットプレー崩れで1試合に1点失うくらいは想定の範囲内ではなかったのか。

ところが、何をあせったのか、同点にされてから攻め急ぎ。攻撃的なMFばかりそろっている日本の、悪い面がもろに出てしまった。4年前のトルシエ時代は、戸田のような守備専門のMFがいたが、今回は控えを見渡しても攻撃的なMFばかり。みんな1点取り返そうと、ムキになりすぎ。しかしムキになったわりに、体力と技術がついていかず、攻撃陣が前がかりになったところを逆にあっさりとボールを奪われ、そのままカウンター気味にゴールを決められて1-2と逆転されてしまう。

中田英では、攻撃のリーダシップは取れるが、守備のリーダーシップは不向きだという事だと思う。中盤の底で、「おまえら同点になったぐらいで慌てるな」って怒鳴れる守備的MFがいなかったのが問題だと思う。同点にされるまでは福西が頑張っていたんだけどね。

逆転されてさらに悪いことに、ジーコ監督までもがパニックになり、DFに代えてFWの大黒を投入。予選はまだ2試合残っており、最後には得失点差の勝負になる可能性もあるにもかかわらず、ここでDFに代えてFW投入ってのは博打だろう、と思っていたら、その博打にも負けてさらにカウンターから追加点、1-3でゲームセット。

はっきりいって、これで予選突破の可能性は限りなくゼロに近くなった。1-2ならまだしも、1-3だと、最後に勝ち点4でオーストラリアやクロアチアと並んだとしても、得失点差でかなり不利になるだろうからだ。

とりあえず、クロアチアには勝つことが最低条件(できれば2点差以上)。クロアチアに勝った上で、あとは他の試合結果を待ち、ブラジル戦で奇跡を信じるしかない。