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これが本当の「テレビCM崩壊」(笑)

ずいぶん前に読みましたが。一部で(特に広告業界界隈で)話題になっている「テレビCM崩壊」。ま、書いてある中身は、著者がよっぽどテレビCMが嫌いなのか、延々と現在の(アメリカの)テレビCMの問題点を羅列していて、客観的にどうとかっていう感想はあまり起こらなくて、このブログで読了文を書くことはスルーします。テレビCMは駄目で、じゃあネット広告はOKなのか、というと、そういう問題ではないと私は思うわけでして。

ただ、広告業界やテレビ・マスメディア業界にいる人は一読しておく価値はあると思いますが。この本に書かれてあるような現在のマスメディア(とそこでの広告)の問題として挙げられている点について、誰かに聞かれたときにあらかじめ回答を持っておくべきだという意味において。安いし。

テレビCMがなぜ「効かない」のか、あるいは効かなくっていくのか。その理由はひとつではないわけですが、少なくともその理由のひとつがこれだなぁ、と、妙に納得してしまいました。


YouTube - The Evolution Of Beauty

動画の最後に出てくるURLはこちらみたい。
Dove


ノーメイクで登場した、どこにでもいそうな女性がメイクと画像処理で見事に「beauty」へと変身していく様子が記録されています。これは「Dove」の「campaign for realbeauty」なようです。


テレビCMが「効かなくなっている」理由のひとつが、要するにこういうことが裏で行われていることを、消費者が「薄々気づき始めている」ということだろうと思います(もちろん、細かいメイクの技術や写真技術、画像処理技術方法などは知らないでしょうが)。その結果として、消費者は「テレビの中の世界が見せるイメージと、現実(real)世界って別次元のモノ」という風にとらえられはじめている気がします。

『テレビの中の世界では美しく変身できる化粧品であっても、それはテレビの中の国だけのハナシ』、自分の世界に向けられたメッセージでなければ、CMが効かないのも当然なのかもしれません。


で、テレビCM崩壊っていうタイトルの本を誤読し、『「テレビCM」が駄目だから、ネット広告にいけばいい』っていうのは明らかな間違いだと思います。問題は何のメディアを使うかということより、そしてどこの広告代理店・どの制作会社を使うかということより、企業そのものの消費者に対する姿勢、製品やサービスのポリシーがどれだけ消費者と対等か、同じテリトリーの中にいるかということの方が大事なんだと思います。

テレビの中の国に向けてコマーシャルメッセージを流すのも、インターネットのあちら側に向けてコマーシャルメッセージを流すのも、結果は同じでしょう。どのようなメディアを利用するのかよりももっと大切なのは、企業が消費者と同じ国に住んでいるかという事だと思います。

・・・かのようなことを、Doveの動画を見て思った次第です、はい。



コメント

I think that you really can judge people by the way they comment different stuff. Some people, even expressing negative thoughts, are still polite and they respect and understand other people. Some people are not even trying to be nice, they just don’t care. I think self-confident person will always act nice, no matter what other people do