ロマンティックあげるよ
昨今では、猫も杓子も自称「シンガーソングライター」が大量生産されて、アイドルまで自分で歌詞を書くようになってしまった。自分の気持ちを自分の言葉で歌うというのは、一見理想的に思えるが、才能のない人が書くと、結局は固定化された意味しかない韻のリフレイン、もっとひどい場合はほとんど意味のない単語のクロスワードパズルしか生産されない。
ロマンティックあげるよロマンティックあげるよ
ホントの勇気見せてくれたら
ロマンティックあげるよロマンティックあげるよ
トキメク胸に
キラキラ光った
夢をあげるよ
しょこたんがあげるといっている「ロマンティック」「夢」とは何か、その前提としての対価「ホントの勇気」とは何なのか。その答えは、この歌を聴いた人が自身で膨らますしかない。
そしてその行為自体がまた、ロマンティックであり、夢なのであるが。