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万博エキスポランドのジェットコースター事故について雑感

老朽化してきても、時代が時代だけに「すぐに新しいモノに代える」というわけにもいかない。年々、修理費もメンテナンスの手間もかかるが、そのコストも当然厳しい。しかし、お客の求めるサービスやコスト意識は年々高まる。結果として起こる現在の多くの事故は、どれも根本的に同じような構造を抱えているように思えてならない。


asahi.com:コースター脱輪、女性死亡19人けが 大阪・万博公園 - 社会

5日午後0時50分ごろ、大阪府吹田市千里万博公園の遊園地「エキスポランド」で、ジェットコースター「風神雷神(ふうじんらいじん)2」(6両編成)が脱線し、2両目にいた女性客が車両とレール左側の手すりに挟まれて死亡、他の乗客19人が重軽傷を負った。大阪府警は、車軸の一部が折れて車輪が脱落し、車両が左側に傾いたとみて、業務上過失致死傷の疑いで吹田署に捜査本部を設置し、6日にもエキスポランド社(山田三郎社長)など数カ所を家宅捜索する方針。

亡くなられた方には、本当にご冥福をお祈りするしかない。そして、一緒に来ていた友人グループのショックも相当なものだろう。

福知山線の脱線事故や、(幸いにして死亡事故にはならなかったが)航空機の車輪が出なかったり、各地で時々報道される過労ドライバーによる交通事故など、乗り物の種類が違えど、根本的には「簡単に買い換えるわけにはいかない、古い車体・システム」「どんどん加速度的に高まる顧客の要求」「コスト削減のために、疲弊しきった運転者や整備者」という共通の問題を抱えているように思う。

個人的には、「会社がつぶれないように、社員が頑張る」ことが、もっとも諸悪の根源なんだろうと思う。「何とかねばり強く頑張る」ことは日本人の美徳のように思われているが、もはやそういう時代ではないのだと思う。高度に文明が発達した現在、「何とか頑張る」という名の無理を社員にさせることは、その社員のみならず、お客や他人を巻沿いにして殺してしまう危険性が高い時代になったのだから。

古くなった施設は買い換えなければならないし、そうでなければメンテナンスにしっかりお金と手間を掛けなければならない。それが財政的に無理であるなら、さっさとその会社は潰れるべきなのだと思う。「会社がつぶれないように頑張る」ことは、現在では美徳ではないどころか、かえって他人を巻き添えにしてしまうのだから。

もっときついダメ押しすれば、もっと早くに万博エキスポランドは潰れるべきだったのだと思う。もう、古き良き時代の「遊園地」の役目は終わったのだから。


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