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黒い砂漠、jeal.kbを聴いたよ

本業の方では、自身が司会の番組が「子供に見せたくない番組ワースト1」に何年か連続で選ばれたりして、つまりは「絶好調」なんでしょうが、こっちの活動はどーなんでしょうか。

YouTube - 黒い砂漠 jeal.kb

彼の学歴とかは知らないですが、そもそもゴールデンタイムの番組の司会で場を仕切れるということは、笑いのセンス「だけ」では無理で、頭が良くないとできないわけでして。作詞や、この曲は違うようだけど作曲もできる、と聞いても、驚きはしないことですが。

しかし、この「今さらビジュアル系」というジャンルは、ある意味で盲点であり現在空白地になっている地域なので、なかなか目のつけどころが良いですな。って、なんか皮肉っぽい文章になってしまった。「今さらビジュアル系」っていうのは、もちろん褒め言葉ですよ。

昨今では「脱ビジュアル系」の動き、つまり各バンドによって「ビジュアル先行じゃないよ」、少なくとも「他のビジュアル系とは違うよ」っていう差別化アピールが行われた結果、皮肉にも逆に「王道ビジュアル系」が工藤化してしまっていたわけで。って、工藤化ってなんだよATOK。逆コナンか、バーロ。空洞化、そうそう、最年長勝利投手おめでとう。

何のハナシだっけ。

そうそう、「黒い砂漠」。王道ビジュアル系にありがちな、無意味に難しい単語の羅列かと思いきや、意外と意味深な歌詞だったりするわけです。

琥珀の硝子で闇夜を照らして 虚勢だけで歩き続けてる
たとえ奪われたって 風にさらわれたって 陰るこの世は黒い砂漠
苦界 生きるしかなくて苦痛もがくしかなくて いずれhighになる黒い砂漠
終りのない愚陋の道 この先には何があるの?
思考の麻痺 踊り疲れて目を閉じれば夢を見る

黒い砂漠 - jeal.kb

テレビの世界が「光」だとすれば、ビジュアルロックバンドの活動は「闇」なのでしょうか。

しかし一方で、YOSHIKIとかなんか典型ですが、ビジュアルロックバンドは私生活でも「常にビジュアル系」であるべきだとファンが願っていたのは、もう過去のハナシになってしまったんでしょうかね。彼の光の部分は「テレビのお笑い番組」であることは明白で、ビジュアルロックバンドとしての活動は、ある意味ではっきりと「一種のコスプレに過ぎない」ことが、否が応でも提示されてしまいます。

が、「一種のコスプレに過ぎない」ビジュアルロックバンドとしての活動は「単なる副業」かというと、歌詞を聴く限り作詞者はそうはいってないですね。「虚勢だけで歩き続けてる」「たとえ奪われたって 風にさらわれたって 陰るこの世は黒い砂漠」、つまりむしろ、テレビの活動の方を冷めた視点で描いています。

どちらがリアル・主で、どちらがバーチャル・従なのか。もっとも、バーチャルorリアルとか、主or従とか、本業or副業とか、現実(この世)or夢とか、そういうのが「どーでもいい」、区別にあまり意味がない時代になってきているのだと思います。



コメント

I think that you really can judge people by the way they comment different stuff. Some people, even expressing negative thoughts, are still polite and they respect and understand other people. Some people are not even trying to be nice, they just don’t care. I think self-confident person will always act nice, no matter what other people do