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いわゆる「振り逃げ3ラン」

野球っていうのは、どうしてこうもルールがわかりにくいんでしょうな。もう少しわかりやすいルールにしないと、特定の地域以外の「世界」では流行らずに、いずれ廃れていくんじゃないかと思いますが。

YouTube - 振り逃げ3ラン

「名門高」っていうのは、単に投げる打つが上手いだけじゃなく、こういう場面でしっかりとルールと基本に忠実なプレーができることこそが「名門校」たるゆえんなわけでして。東海大相模の方は、打者走者はもちろん、塁上にいたランナー、特に1塁ランナーも、(TVには映っていないですが)2塁3塁からしっかりと本塁を踏んで返ってきているから合計3点入るわけで、それに対して横浜は監督も含めて注意力不足だった感が否めませんね。

いわゆる「振り逃げ」は、今年からルールが改正されていて、選抜高校野球でもそのルール改正によって甲子園にきっちり円が描かれてました。

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◇振り逃げルール、本塁周囲に「円」--出た時点でアウト

 公認野球規則の改正により、今回のセンバツから本塁を囲む土の部分に「ダートサークル」という円が描かれることが7日の運営委員会で確認された。

 改正された規則の6・09(b)では、振り逃げに関するルールを「第3ストライクと宣告されただけでまだアウトになっていない打者が、気がつかずに一塁に向かおうとしなかった場合、その打者は“ホームプレートを囲む土の部分”を出たらただちにアウトが宣告される」と定めている。

 円は走路を除く本塁周辺のファウルグラウンドに直径26フィート(約8メートル)で描かれ、捕手が第3ストライクを落球しても、打者が円を出た段階でアウトとなる。この規則は地方大会や夏の甲子園を含むアマチュア野球各大会で採用される。

Youtube見る限りですが、キャッチャーはワンバウンドで捕球しているので、スイングを取られて3ストライクとなってもアウトは成立してませんね。この辺が野球のややこしいところですが。さらに普通はランナーが1塁にいると振り逃げはルールによってできないことになってますが、2アウトの場合は振り逃げできます。

あとは、打者がスイング直後、アウトと勘違いして「直径26フィート(約8メートル)」の外に出たかどうかだけですが、TVにははっきりとした映像は出てませんでしたが、審判はきっちり観ていたようですし、画面で見てもバッターボックスからそう何歩も歩いてませんでしたから、おそらく出てないでしょう。誤審ではないでしょうね。

この辺ルールがややこしいので、プロの捕手だと、振り逃げがあるケース・なしのケース関係なく、ワンバウンドした3ストライク目は全部打者走者にタッチしてる場合が多いですね。横浜の捕手が若く、また他の野手や監督もそのフォローができなかったのが残念です。

試合は最終的に6-4で東海大相模、ということは単純計算だと、この振り逃げ3ランがなければ横浜が勝っていることになります。ちょっと可哀想ですが、野球というのは「ボールを地面に着地させずにキッチリ抑える」「それができなければ、相手が塁にたどり着く前にタッチする」ことができなければアウトにならないのが基本のゲームなので、それを怠った結果ということで仕方ないでしょう。